キャッシングを利用している人たちの年収は?

利用者の傾向

利用者の傾向

女性と男性どちらが多い?

現在キャッシングを利用してお金を調達している人たちはおおよそ1200万人だとされています。単純に考えてみると日本人のおよそ10人に1人は利用経験者だということになります。貸金業法の改定によってキャッシングはとてもユニークな商品になってきました。それぞれの会社によって特徴が異なるためより自分のニーズにあったサービスを選ぶことができるようになったこと、さらに金利などもきちんと上限が設定されているため多重債務などに陥るリスクが減少したことなどが利用者の増加に繋がっていると言われています。

ちなみにキャッシングを利用している人たちの性別についてですが、男性が7割、女性が3割だと言われています。しかし、この傾向は近年になって徐々に崩れつつあり、女性の利用者が増えているとも言われています。その理由としては女性の社会進出はもちろんのこと、業者側も「女性にもっと利用して欲しい」という理由からレディースキャッシングなどの商品を多く取り扱うようになってきたことが理由に考えられます。いまだに世間としてはお金は男性が払うものというイメージが定着しているのですが、今後はそのようなイメージもなくなり、男女平等に利用する時代が来ることが予想されます。

利用者の年収

みんないくら借りてるの?

次にキャッシングを利用している人たちの年収はどれくらいのものなのかという点を紹介していきます。現在の新規契約者の年収は400万円以下の方が多いと言われています。具体的な割合が出ているわけではないのですが、比較的若い年代の人たちが利用することが多いため、全体的に見て年収が低めの方が多くなるのは納得のいく部分です。むしろ大きなウェイトを占めているのは収入の大きさではなく支出の大きさだと言われています。特に若い年代の人たちは幼い頃から欲しいものが調達できる環境にあり、成人してから一人暮らしを始めて生活費が足りなくなってキャッシングを利用するというケースが多いです。

キャッシングの借入額の平均についてですが、平均的に見ると初回の借入金額は10万円から15万円程度の割合が多いと言われています。注意したいのは業者側が設定する限度額ではなく、実際にお金を借りている金額の平均になります。最近ではキャッシング業者も少額からの融資に対応しているところが増えてきており、1万円からでも借り入れ可能といったところが増えてきています。ですので今後は借入額の多様化が考えられるため平均に違いが出てくるかと思いますが、大事なことは必要以上に借り入れをせずにできるだけ速やかに返済していくということです。